Tuesday, July 2, 2013

こいのぼり~



なぜか去年から、我が家では5月になるとこいのぼりの製作がほとんど父中心にはじまります。
去年は真ん中のムスコとしたのムスメが結構楽しんでやっていましたが、今年はついにムスメだけになり、、、何とか完成。

どうせやるならもっと早くから作ればいいのに完成したのはこどもの日。

せっかく作ったのだからとしばらく飾っておりましたが、ついに7月になりはずすのを機に記念撮影。

父は創作するのが好きなので、上の子たちが小さい頃は、まるでのっぽさん(皆さん知ってる?)のようにいろんなものを作ったけれど、だんだんのってこないばかりか、冷ややかな視線を感じる時もあり、、なんかさみしいような。。。

最近ムスメがギターがほしいといったので、ダンボールで作って色を塗り、手ぐすで4本ばかり弦をつけたら閉めすぎて ネックが曲がってしまったけど、ちゃんと音も出るので、ムスメは大満足。

まぁこのムスメがもちょっと大きくなるまでは、まだまだ創作は続きそうです。

Tuesday, June 4, 2013

続き、という発想。



FOR THE HAPPY FEW 18号はただ今配布中です。
ご希望の方、ご連絡くだされば郵送もいたします。
バックナンバーもございますのでお問い合わせください。


さて、今号のrocoさんのレシピ、ハーブのショートケーキを
作ってみよう!! と思い、材料は何となく揃っているので
タイミングを計っていたのです。
しかーし。このところのNYは異常に暑くなって
とてもじゃないけどオーブンを使う気になれず
未だ様子をみているところ。
作ってみたらレポートします。

今号の作成中にrocoさんとメールのやり取りをしていました。
今回私(ムラニシ)が紹介した絵本「しずくのぼうけん」は
娘さんが小さい頃 大好きな絵本だったそうです。
どれほど好きだったかって、、、、、
「しずくのぼうけん パート2」と称して
自分で絵本を作ったほどだったとか。

いまでは もう中学三年生で反抗期、というか思春期というか
そういう時代真っ只中の娘さん。
小さい頃はそんなことしたりして可愛いかったのに、、、。
(のに、がポイント。)
という rocoさんのコメントでした。

絵本の続きを自分で作っちゃうなんて ちょっと面白い。
是非その本を見てみたい。
もしかして そういう「自作パート2絵本」って
作ったことがある人、けっこういるのかも。
だとしたら 集めて見てみたいなぁ。

おおきなおいも つづき、とか。

私の息子も私もそういう発想がなかったので、、、。





Tuesday, May 14, 2013

FOR THE HAPPY FEW 18号















昨年の7月以来のご無沙汰ですが
FOR THE HAPPY FEW 18号がもうじき完成です。
かなり間が空いてしまいましたが
それでも 皆さん原稿を快く送ってくださり、ありがとうございました。
 
18号の特集は「冒険」。
 
特集を決めて 紹介する本を決めてよし、あとは書くだけ、と思っていたら
息子が遠足でBARNES&NOBLEという本屋に行って 小遣いで
「ホビットの冒険」(邦題)を買ってきた。 
「おかーさんが前に読みたいって言ってたし 10ドル以内で買える本って
あんまり見つからなくってさー。これにした。」
 
そうか、、、じゃぁ この本読んで紹介しようかなぁ、とパラパラ見たら
やたら字が細かい。うううう、こんな長い話読んでいたらFHFの発行が遅れる。
 
そういうわけで その本は却下。
 
そうこうしているうちに 今度は彼のかばんの異様な重さに疑問をもって
夜中にこっそり中身を見たら(いけないお母さんですねぇー。)
そのなかには5冊ぐらい本が突っ込まれているではないか!
重いわけだよっ!!(あ、クラスで本を何冊でも借りれるのです。)
 
しかし その中の一冊が兼ねてから読もうと思っていた
アニタ・ローベルの「きれいな絵なんて無かった」。(邦題)
あちゃー、どういう経緯でこの本を借りてきているんだ?
 
翌朝、息子に聞いたところ 
「そんなことより 勝手にバックの中を見ないでよっ!!」と
怒られてしまった。
でもさ、その本の著者、アニタって誰か知ってる?
がまくんとかえるくんのアーノルド・ローベルの奥さんなんだよ。
と声をかけたら 「ほんとに??」と良い反応。
どうやら彼はその本をホロコースト(ユダヤ人虐殺)の関係している本だと思って
借りてきたらしい。「へえぇえ」としばらく本をパラパラ眺めている。
 
でさ、おかーさんはこの本を前から読もうと思っていたんだよー、
なんて言ったら その後、これ見よがしに机に置いて学校へ行ってしまった。
 
これは つまり
「しばらく 借りていられるから 先に読みなよお母さん。」という意味だ。
 
無言の圧力、、、、、、、。
 
私は読みかけの本も山積みなので すぐに読めないのです。
ごめんなさい。
 
 
 
 
 

Saturday, April 6, 2013

センダック・ドキュメンタリー


「みんなのしらないセンダック」

監督:スパイク・ジョーンズ&ランス・バングス
出演:モーリス・センダック、スパイク・ジョーンズ他

映画「かいじゅうたちのいるところ」と同じ頃に記録された、センダック・ドキュメンタリーです。
自宅でおしゃべりしながらのインタビュー形式。
その内容はかなり独白めいた事にも触れ、作品の続きを聞いてる様な印象でした。

この当時81歳だったそうですが、なんか若い!
監督とのジョークの掛け合い。下ネタだって言うし、
かと思えば幼少時の思い出をストレートに語りだしたり・・・。

巨匠を変に持ち上げたりせず、気軽に喋って最後は監督&センダックの弾き語りセッション(これがイイ雰囲気!)で終わる。
さっぱりとまとめられたインタビューはセンダックの人柄が強く印象に残り、
またまた気になって彼の絵本論も読んでみようという気にさせるのでした(あれは
真面目なのかな不真面目なのかな?)。

seminoko







Friday, March 22, 2013

やなせわーるど


前回、『そっくりくりのき』について記事を書きましたが、
内容については全く書いていなかったので、今回は少〜し内容にも触れようかと。

主な登場人物は栗の木山の「くりのきさん」と狐(?擬人化してあるので、多分ですが…)の「こんちゃん」。

栗の木山の1年の様子と「くりのきさん」と「こんちゃん」の
温かなやり取りが描かれています。
中盤、「くりのきさん」に天災がふりそそぎ
「こんちゃん」は独ぼっちになってしまうのですが…。

DVDの中では、ちょっとしたミュージカルテイストに創り上げてあり
「♪くりくりっ そ〜ぉっくり くりくり な〜かよし くりくり みんなで くりくり ら〜らららら〜♪」
とか、思わず口ずさんでしまうメロディーに歌詞。
さすが、90歳過ぎてもパワフルに舞台で歌い踊る
やなせさんの世界だなぁと思いました。

タイトルに『そっくりくりのき』とある様に
後半、その意味が分かる登場人物がどわっと現れて
そうだったのね〜とホッとするのですが。

「くりのきさん、だ〜いすき!」
無邪気にそう言う「こんちゃん」が何とも可愛いです。

この他にも、DVDには『ロボくんとことり』を始め他数話入っていて
子供と見ていて、ホロッと涙していた私。
DVD『やなせたかしメルヘン劇場』シリーズ買っちゃおうかな〜。

Sunday, March 10, 2013

やなせたかし


以前の日記に、最近図書館へ良く行く事を書きましたが、
その中から良いなぁと思った本を一冊紹介。

正確には、絵本と一緒に借りた
『やなせたかしメルヘン劇場』シリーズDVDの『そっくりのくりのき』。
DVDの作品には原作の絵本もあるので、是非こちらも読んでみたいのです。
DVD自体は、短編のお話が5話ほど入っていて
どれも、大人が見ても感動してしまうものでした。

詳しくは、また後ほど。

Saturday, March 2, 2013

ひな祭り







 














今日はひな祭り。
皆さんはどのように過ごされましたか?

毎年飾るひな人形は、うちの母が30年前くらいに紙粘土で作ったおひな様。
私はこれがとっても好きで、東京に出る時一緒にもって来たものの、一度も飾ることなくお蔵入り。飾るようになったのは、一番上のムスメが生まれてからでした。
これに数年前着物のはぎれで作った母の力作、つり雛が加わり、パワーアップ!

部屋の中はこの期間だけ、ちょっとしたお祭り気分です。。。





Monday, February 25, 2013

星の王子様っ。


息子の最近の作品、
授業中に描いたという走り描き。

おーい。

   

先生の話、聞いているのか、君は。

Tuesday, February 5, 2013

図書館へ行こう

ずーっと、行こう行こうと思っていながら
足がなかなか向わなかった、図書館へ勇気を持って行ってきました。

未就学児を連れて、図書館みたいな所へ連れて行くのって
とっても勇気がいると思い込んでいましたが…
『こども図書館』という所が市内にある事を知って、
早速行ってみる事に。

行ってみたらまぁ楽しい事!!!
子供そっちのけで、本探しに夢中になり
「あ〜、これ!子供の頃読んだ〜!」なんて、懐かしさに次々手に取ってみたり。

我が子も、絵本や知っているキャラクターの描いてある本が
気になるらしく、
取ってみては子供用の机に座って開いてみていました。


これで、FHFのネタも尽きないかな…と。


今回は、『ぱんつぱんくろう』と『バスなのね』と『りんご ころころ』
と『ジャッキーのおはよう』を借りてきました。
そして今度は、私の為に『ちいさいももちゃん』シリーズを
探して借りようかな。

図書館良いですね。
みんなも揃って図書館へ行こう〜。

Tuesday, January 22, 2013

学校で本を買う。

                                                                                                             
 
 
こんにちは、ムラニシです。
NYは急激に真冬になり
今日は氷点下も氷点下。
凍えてしまいそうです。
 
さて
息子は今5年生。
NYの普通の公立学校に通って かれこれ6年。
(キンダーガーデンの1年も含む。)
何だかんだで6年なわけです。
日本の学校の今の様子を知らないから
なんともいえないけれど
日本の子供たちはどの位 本を読むのかな。
 
息子の学校ではとにかく本を読むこと推奨している。
というか読書が毎日の宿題、
というか毎日読書をするのが生徒の義務なのである。
つまり 当たり前にすることなのだ。
それで 学年ごとに読書時間も決まっている。
5年生では一日45分以上の読書。
毎日リストに読んだ本、ページ数を記入し、
親にサインをもらう仕組み。
 
本はクラスに大量にあって(担任にもよるけど)
あらゆるジャンルが選べるし、
学校の図書室も使える(でもクラスで充分)
もしくは街の図書館で借りる。
 
今年の息子の担任はとにかく読後の作文を
徹底的に書かせる人で
毎月4冊分の本のレポートをしなくてはならない。
そのレポートもあらゆる角度からの質問をそれぞれ選んで
それに答える形でレポートを仕上げる。
 
例えば 主人公が直面した困難とそれによって
得たもの、もしくはどうその困難を乗り越えたのか、とか
他の本と比較して 双方の類似点と相違点をレポートする、とか。
 
なんだか 大変なんだよなぁ。
 
月末までにこれを毎月仕上げて提出。
しかもレポートの表紙は自分で描いた絵をつけることになっている。
 
他の宿題も結構でるし、このレポートがあるせいで
何となく気を抜けないのだ。
幸い息子は本好きだし、この宿題は(やりだせば、だけど)
嬉々としてやっている、
 
さて 画像は学校から送られてくる
スコラスティック社の本のカタログ。
毎月(?)お得な本とか話題の本とかの情報を載せて
注文をとっている。
いまどきはアマゾンなどで 
もっと割引があったりするので
このカタログから買うことは 
何年前からはかなり減った。
 
とはいえ、ここから買うとクラスにポイントがたまって
そのうちに本が贈られる仕組みのようだ。
まぁ、クラスに貢献するのなら ここから買うほうがいいのだけれど。
 
カタログの配られた日は息子は付箋を片手に
これが欲しい、あ、これもいいね、
これ買ってぇー、というのが日課である。
仕方がないので あの手この手でその攻撃をかわしつつ
息子の読書傾向を探る今日この頃である。
 
 
 
 
 
 
 

Wednesday, January 16, 2013



昨年、近所に陶芸家の方がやっている喫茶店を見つけお店の方と仲良くなり、
試しに焼き物で作品を作ってみる事にしました。

中学生の時の美術の授業以来ウン十年振りでしたので、
始めるまではちょっと尻込みしていたのですが、やり始めるとなかなか楽しいですね。
せっせと15匹の猫ちゃんペーパーウェイトを作りました。

今年も春になったら、友人も連れて焼き物をしようと計画中です。

で、ふと「焼き物について描かれた絵本はないだろうか…。」と思い
早速調べてみました。
ありました!その名も『土の絵本』。
『そだててあそぼう』シリーズの第8集「土の絵本」の内の一冊なのですが
表紙から惹かれますね。
小学生の頃図書館とかで目にした本を思い出す感じです。
結構、こういう図鑑や百科事典的な絵本も私は好きで
ワクワクしながらページをめくっていたのを思い出しました。

さて今年は、何を作ろうかなぁ。

Wednesday, January 2, 2013

2013年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
とうとう 2013年に突入です。
今年は FOR THE HAPPY FEWの発行を復活させたり
ブログも充実させたり 
やろうと思っていることがたくさんあるので
書き手の皆様、読者の皆様、ご協力お願いします。



さて 年末から大晦日まで 恒例の家族旅行に出かけてきました。
去年に引き続き 今年もペンシルバニア州のランカスターにある
アーミッシュ村に3日ほど滞在。

アーミッシュという人々のことは 別のブログでも紹介したし
今日は細かいことを書くのは避けるけど
簡単に言うと キリスト教の一派で この現代においても
電気、車などの文明の利器を使わずに シンプルに暮らしている人々のこと。
生活のすみずみに厳格なルールを用い、偶像崇拝なども禁止し、
ただただ 農業などを主にひっそりと暮らしている。

アメリカは私の住むNYの都会以外は 実に広大な土地に
恵まれ、大きな都市以外はどこへいっても田舎なんだけど
同じ田舎でも アーミッシュの村は一種独特の雰囲気がある。
なんといっても 日本で言う「バイパス」を馬車で走っているし
大型スーパーとかでも アーミッシュの衣装を着た人々が
うろうろ買い物をしているのを見かける。

さて これだけじゃぁ 分かりにくいでしょう。
アーミッシュについて理解を深めるのは他に譲るとして
こどもの絵本で アーミッシュのクリスマスをテーマにしたものがあるので
ここで紹介しておきます。


AN AMISH CHRISTMAS
ARADDIN社発行


今回訪ねた時に聞いたのだけど
アーミッシュはクリスマスツリーを飾らないとか。
派手なことはしないけれど 特製クッキーを焼いたり
ご馳走を作ったりはするらしい。

とはいえ この何年かでアーミッシュも現代化に迫られ、
目下頭痛の種は こども達のIT化だそうである。
時代の変化にどう対応していくのか、かなりシビアな状況のようだ。

とはいえ 家にTVもラジオも無く、ゆっくり過ごせるのは
私にとって憧れでもある。

今度の年末もランカスターかなぁ、、、、。
NYに帰ってきたとたんに帰りたくなる村、それがアーミッシュ村だ。
小遣い、ためとこーっと。